
本記事は2025/09/05に公開した動画の内容です。>>>【YouTube収益化達成記念】40代主婦である動画編集者の近況報告&今後について考えてみた
今回のテーマは近況報告です。チャンネル名がなんかたいそうな名前「動画編集奮闘記」ですが、その「奮闘記」に動きがあったので勝手ながらシェアさせていただきます。
これまでの動画でもこうやったら稼げる!と話していないと思います。「私はこうやったよ」という経験ベースの話をしています。私がしてきたことなので、再現性があるとは言えません。
チャンネルを任された
動画編集者からはじめて次にディレクターになって、さらにプロデューサーやマーケターになる道がこれが王道と言われます。ディレクターの前にアシスタントディレクターになるパターンもあります。作業者から管理する立場になると、当然責任が大きくなるとともに収入も増えていきます。
今私はディレクターになったわけではありませんが、あるディレクターさんが担当していたチャンネルを任せると言っていただきました。「クライアントさんとつなぐから直接やりとりしてほしい」と言われたんです。

クライアントさんが私の編集とサムネを気に入ってくださっていると聞きました。とてもうれしいですね。
そのチャンネルは1年半ほど編集を担当させていただいます。サムネは最初からではなくてかなり後からだったと思います。
動画編集をはじめたばかりのころ、クラウドワークスを使っていたときもディレクターではなく直接クライアント様とやり取りはしていました。間に入っていただいたディレクターさんが抜けて直接つながる、そういうパターンもあるのだと思いました。
コツコツまじめに向き合って対応してきたからだと思っています。
YouTubeの収益化
YouTube収益化できました!
「え!?うそやん?」と思いましたよね?
この「動画編集奮闘記」のチャンネルではないですよ。このチャンネルは収益化までまだまだ遠いです。再生時間の3,000時間までまだ遠いですよ。
チャンネル登録者500人かつ年間の総再生時間3,000時間を超えるとYouTubeパートナープログラムに申請できる。スーパーチャットやスーパーサンクス、メンバーシップ、ショッピングの機能が使える。広告収入を得られる条件は登録者1,000人と4,000時間の再生時間。
実は今年2025年の4月に新しいチャンネルを立ち上げ、3ヶ月で登録者1,000人と再生時間4,000時間を突破しました。
最初のチャンネルを開設してまだ1年経っていませんが、始めてみてわかったことがあります。
- 動画制作にかかる時間と労力
- 仕事とチャンネル運営にかけれられる時間配分
- YouTubeアナリティクスで見えるデータ
- コメントなどで反応が得られるうれしさ
- 発信者の大変さ
やってみてわかることばかりでした。挑戦するって大切なんだよ。
YouTubeもSEOの知識が必要だと知ってから適当に動画を作っても無理だとわかりました。私は動画編集を始める前はWebライターとブログを書いていた時期もあったので、同じ感じだと思いました。
動画を出す前にチャンネルを開設する前に、ゴリゴリ考えて戦略を立てるのは当たり前なんです。
Web記事や動画は単なる媒体のコンテンツ。動画ならYouTuberと視聴者を介するもので、情報を伝える手段にすぎません。動画は視聴者のもの、視聴者あって成り立つものです。
自分が言いたいことを発信していてもいつまでたっても観られません。視聴者が求めるものを提供しないとダメなんです。視聴者のことを考えていない動画は観られません。

いつも観ている動画が何万回再生いくなら、自分の動画も再生されると思ったら大間違いよ。
YouTubeアナリティクスにも「ファンが求めるものを提供し続けましょう」と書いてあります。ファンが求めるものなんです。それはあなたが伝えたいことではありません。
独りよがりの内容やあきらかに需要がないことを発信し続けても再生されません。需要があるところにあなただから言える価値を提供する必要があるんです。
YouTube内で「動画編集 主婦」で検索してみてください。このチャンネルの動画が出てきます。
はい、狙い通りです!
チャンネルのコンセプト、検索キーワード、ニーズがある企画。これらを考えて動画にしたからです。
自分が考えた戦略どおりに結果が出ると、こうするんだなとわかっていきます。頭でどれだけシミュレーションしたところで、実際やってみないと絶対わかりません。
ただしYouTubeで発信する以上、再生される(伸びる)動画を考えてつくるのですが出してみないとわからないことも当然あります。

収益化できたチャンネルは秘密です。別人格で運営しています。
このチャンネルと考え方は同じです。ニーズがあるところを狙いにいきました。
そのジャンルは他のYouTuberもいらっしゃいますけど、YouTube動画ぽく編集しているチャンネルはありませんでした。だから「いけるかも!」と思い定期的に動画を出していったら、10本目が伸びて収益化達成できました。
今そのチャンネルは20本動画があってうち5本は1万回再生を超えています。
YouTube運営に関しては私はプロではありません。いくつもチャンネルを立ち上げて収益化に成功しているわけではありません。
だから動画編集者もYouTuberになろうと言いたいわけではないのです。再現性があると言えるほどの実績がまだまだ少ないからです。
ただ動画編集者なら編集することに抵抗はないから、その分ハードルは下がるのではないでしょうか。「編集ソフトどうしようかな?BGMってどうするんだっけ?」と悩む必要はないですよね。さらに運用まで関わっている方なら企画の立て方や運営方法など裏側がわかりますよね。
おそらくみなさん気になるところ、広告収益はどのくらいか?
すみません、公表しません!でも全然です。はい、びっくりするくらい全然ですよ。
再生回数に応じて広告収入が発生するので、登録者何万人いようが、再生されなかったらもちろん収益はありません。チャンネル登録者30万人超えのYouTuberが、動画を何本出しても再生回数300回程度だと嘆いていました。
収益化できたから動画編集者やめてYouTuberになる!とは絶対思いませんが、収入の一つの柱にはなるなと思いました。
現在このチャンネルは登録者2,000人を突破しております。でも絶賛伸び悩み中です。

どんなチャンネルでも「広告収益公開!」の動画だけやたら伸びます。それが視聴者が知りたい情報だとしても、私は公開しません。収入を公表するなんてなんか嫌です。みなさん自分の給料明細を公開しますか?
一歩を踏み出せば道は開ける
収益化できたことで、また成功体験が増えました。誰かが作ってくれたロードマップどおりできる人はうまくいくでしょう。でも私は自分で進む道を見つけました。
いろいろ手を出すと時間と労力が分散するから成果が出ません。それは確かです。YouTube運営は仕事そっちのけでやっていたわけではないですよ。
動画編集を始めたころは顔出ししてYouTubeをするなんてそんなことするわけない!と思っていましたが、一歩踏み出してみると、気持ちは変わります。

怖いのは一歩目だけ。なんでもそうだよ。
自分のスキルも当然資産になりますが、でもYouTubeは目に見えて数字が積み上がって収入を生み出してくれるものになります。
前回の継続するコツの動画で私が動画編集を続けられている理由は期待していないからだと話しました。
結果がでなくて落ち込んでいるそこのあなた。
自分向いていない、センスがない、才能がないと思っていませんか?そうではありません。まだ自分向いていないと判断できるほどの、十分な回数をこなしていないだけかもしれませんよ。
ちょろちょろっと動画を編集しただけで、数本動画を公開しただけで成果が出るわけないですよ。しつこく続けていくとちょっとずつ成果が出る確率があがっていくんです。
私は動画編集歴まだ2年ですが、正直これからどうしようかなと考えています。私は果たして編集スキルをもっと高めてテレビみたいな編集をしたいのだろうか……。YouTube運営に携わってYouTubeにずっと関わっていきたいのか?
わかりません。答えは出せません。
しかしこのチャンネルを育ててみて発信者の立場になり、企画を考えるのも台本を考えるのも、演者さん大変だと身に染みてわかりました。
それよりも選択肢が増えたような新しい道がひらけたみたいな感覚があります。
チャンネルを育てていく感じが楽しいと思ったので、2つ目のチャンネルをつくったというところが本音です。
あちこち手を出すのは良くありませんので「自分はどうしたいか?」これに尽きると思います。
動画編集のスキルをみにつけてどうしたいのか?
たとえば「稼ぎたい」なら月3万円くらいの収入があったらいいのか、もしくは月30万稼げるようになりたいのか?目標がちがえばどの道に進むのか、どのくらい馬力が必要なのかは当然ちがってきます。
行き先がぼやけると「自分なにしてるんだろう?こんなにお金を使ってしまってどうしよう…」と思い悩んでしまいます。

目的が「稼ぎたい」なら動画編集じゃなくてもいいですよね。
動画編集者は飽和しているとかオワコンとかかなり前から言われていますけど、それとあなたが動画編集をはじめるかどうかは関係ありません。結局は自分がどうしたいかに尽きると思います。
えらそうなこと話してきましたけど、私は動画編集もなんとなく始めました()
でも悩みながらも続けているので、センスがあるとかそういうことではなくて数をこなせばできるようになってくるんです。右から左に流すような作業をするのではなく、案件をこなすときも視聴者を置き去りしないように工夫するんです。どう編集したらわかりやすいかをしつこく考えます。
そうすると編集時間はかかりますけど、自分の頭で考える習慣ができてきます。この習慣が自分のチャンネルにもいきてくるんですよ。
ひとつ何かに挑戦してみると、他のことに挑戦するときにハードルが高いってそれほど思わなくなることもメリットだと感じました。
最適解は体験に基づく
「動画編集ってもうオワコンなのかよ?YouTuberになったらいいのかよ?どうしたらいいんだよ!教えて!」と思われたかもしれません。でもわかりません。答えが出せないまま動画は終わります、すみません。
わかるわけないですよ。こっちがいいかも、でもこっちのほうがいいかも?と悩みながら進んでいって、見つけるしかないです。見つけるというより後で気づくという感じではないでしょうか。
「最適解は体験に基づく」試行錯誤を積み重ねてようやくわかることがあるということがわかりました。
初心者ってうらやましいなと正直思います。失敗して当然だから怖がりませんよね。編集歴何年目とはいえ、ただ時間がたっただけで中身スカスカな気がしてずっと怖いです。
「〇本編集した」「〇件もっている」「〇万円稼いだ」これは数字でしかないので、数字以上の仕事ができているかは意識していかなきゃいけないと最近感じます。
編集歴が例えば10年だとしても、どんな仕事をしてきたのかはわかりません。仕事に費やせる時間や労力は人それぞれ異なりますし、仕事歴だけではなく月収100万などのそんな数字に惑わされないでほしいと思います。
「月〇本編集した」「月〇万円稼いだ」という誰かの数字と自分の数字にもね。
編集歴2年だけど中身スカスカな気がするっていう不安を取り除くためには、学んで経験していくことでしか自信はつかないと思います。
むしろ自信なんて一生つかないのではないかとさえ思います。それが謙虚さにつながるので悪くはない感情だとも思います。自分の能力に過信しないからです。
私は大した編集スキルがなく、大した実績もないので語れることは少ないです。でも完璧じゃなくても大きな実績はなくても伝えられることはあるんですよ。
こんな私でも誰かの役に立っているとわかると、それが発信する原動力になっています。未熟さを恥じていません。
動画公開の裏側
絶賛迷走中。サムネのデザインがバラバラだし、動画の内容もよくわからない。動画編集のことを発信しているのにいきなり収益化の話題を出してどうなんだよ。新規さんは観てくれるかもしれない、という狙いで出してみた。内容がマインドの話になってしまいオワタかも。演者なので演じているところはもちろんある。動画を出してもあんまり再生されないだろうな…というあきらめの気持ちが入り込んできた。えらそうにしゃべってしまった自分の素材を編集しながら本音と乖離を感じて沈んでいる。低評価がついて当たり前の世界なのに、発信者として続けられるだろかと言う不安にかられている。