
本記事は2025/10/11に公開した動画の内容です。>>>【ホントに爆速?】AI初心者の動画編集者が文字起こししてみた結果
動画の文字起こしを3つの方法でやってみました。「動画編集 文字起こし AI」で検索し、過去1年くらいにアップロードされた動画を参考にしました。
まず概要から説明します。
文字起こしの概要
3つの方法はこちらです。
- 方法❶
- Premiere Proでカットし書き出す
↓
Gladiaで文字起こし
↓
ChatGPTで修正
↓
Vrewで修正
↓
Premiere Proに読み込む
- 方法❷
- Premiere Proでカットし書き出す
↓
Claudeで修正
↓
Vrewで修正
↓
Premiere Proに読み込む
- 方法❸
- Premiere Proですべて行う
方法❶と❷はVrewがないとできません。Vrewは月に120分までなら無料で文字起こしできます。有料プランを契約する必要性はあるでしょう。

10分尺の動画を使って検証します。編集の様子は動画を参照くださいね。
>>>【ホントに爆速?】AI初心者の動画編集者が文字起こししてみた結果
文字起こしの結果発表
- 方法❶Gladia&ChatGPT:1時間40分
- 方法❷Claude:55分
- 方法❸Premiere Pro:1時間25分
文字起こしの精度はどのツールを使っても大差がないと思いました。ただしChatGPTは修正しすぎるので、しゃべっている内容をかなり変えられてしまい、修正に時間がかかってしまいました。Vrewでも文字起こしの精度は良いので、Vrewだけでいいんじゃないかというのが、正直な感想です……。

プロンプトを工夫すればできるのかもしれませんが、そんなことを考えている間に仕事しよう。
Claudeも無料で使えますが、もちろん無料で利用できる上限があります。メッセージの長さなどで使用回数は変動するため、1日何文字まで何回までなど明確な基準はありません。Claudeに直接確認してみましょう。
Premiere Proはキャプションの割どころがあんぽんたんなので、もっと日本語に優しくなってくれたり、アンカーポイントを一括で修正できたらもっと時短できそうです。
今回使用したツールの処理時間を計ってみました。
方法①Gladia&ChatGPT
Gladia 12秒
ChatGPT 1分6秒
Vrew 48秒
計 2分6秒
方法②Claude
Vrew 45秒
Claude 2分25秒
Vrew 1分19秒
計 4分29秒
方法③Premiere Pro
自動文字起こし・キャプション生成
計 1分33秒
Vrewを使う場合は、Premiere Proに読み込んでテロップのスタイルを適用しても、位置と大きさが変わってしまうときがあるので、Vrew用に位置や大きさを調整したスタイルを作り直す必要があります。
私のもう一つのチャンネルテロップはほぼ1種類、使っても3種類くらいです。2番目のClaudeを使うやり方でやってみたらかなり楽で時短できました。13分の動画のテロップを30分くらいでできました。手打ちで修正するところが少なかったからです。
動画の文字起こしは自己流を探っていこう
今回の動画で検証してみて「これで爆速」の方法を試しても、思うような結果は得られませんでした「こうすれば簡単」ができない編集者もいます。
いろいろな発信者がこれ!という「効率化!」「爆速!」「神機能!」みたいな発信をされるので、あっちこっちいって、情報に振り回されるような気がします。
今回私が試したようにいろいろな方法を試してみて、自分に合うやり方をカスタマイズしていくのが一番だと思います。
動画編集をやってみて大変だと思ったことは、今回のような情報についていかないといけないというところですね。操作に慣れたころにまた「神機能!」の情報が出てきます。

ChatGPTは誤字脱字チェックに使っていますが、、あの方、まちがいを見逃す!!頼れるのは自分の目しかないと痛感しております。
動画投稿の裏側
再生回数2桁。オワタ。今回の動画はこれまででトップクラスに時間と労力がかかりました。このチャンネルも終焉を迎えることになりそうです。「結果に期待しない」を掲げて投稿を続けてきましたが、さすがに心がボキボキと折られました。週1投稿ができれば伸びていくかもしれません。他の動画編集系のチャンネルも再生回数が伸び悩んでいるのは気のせいでしょうか。動画編集業界もオワコンなのでしょうか?最近、爆伸びしているのはAIジャンルのチャンネル。1日で何万回再生は普通に回っていますね。