
本記事は2025/02/16に投稿した動画の内容です。
私は暇だったのでしょう。毎日ではないですが日記をつけていました。ノートではなくExcelに箇条書きみたいな感じで、書きなぐっていたファイルを発見しました。手書きではないので信ぴょう性にかけるかもしれないですが、本当に書いていました。
その日記のなかから動画編集初心者の時代にさかのぼり「あの頃の自分に教えたい!」と思うことや、「あのときああしていればよかった」と後悔したことをいくつか紹介します。
私の失敗を話しますが、その解決方法もセットでお話しします。
失敗①行動しない
当たり前なんですが早く動くことは重要です。クラウドワークスを利用していた時によくあった失敗です。
日記です↓
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あなたが「いいじゃん」と思った案件はみんなそう思っているからです。だから本当にすぐ応募することです。
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「よさそうだけど他のもみてからにしよ」「ちょっと後で考えよ」とか思いがち。
発注者からみたらいい人がいたらその人に決めて、募集をすぐ締め切ります。最初から直営業ではなく募集があるところに応募するなら、動いたもん勝ちです。
あるYouTuberの方がYouTubeのコミュニティの投稿で動画編集者を募集していました。でも私はひよって応募しませんでした。「あのとき応募しておけばよかった~!」と今でも思います。
採用・不採用にかかわらず、応募したという経験によって「応募する」というハードルがなくなりますよね?他の案件に応募するときそれほど緊張せずに、臆することなく応募できると思いませんか?
クラウドワークスでさえ応募するのに最初は勇気がいりました。でも何度も応募していると慣れますよね。
もちろん大きなチャンネルだったので、関わることができれば実績になりますし大きなチャンスに繋がるかもしれません。
こちらのポートフォリオの動画をみていただけましたかね?
>>>【40代動画編集者のポートフォリオ公開】こんな動画でも案件獲得できた理由
私の2つ目の動画ポートフォリオで話しています。
「待ってても誰もあなたを見つけてくれません」
この一言につきます。仕事がないと嘆いているなら動くしかありません。
私は応募はたくさんしましたが直接営業はほんの少しかしなかったので、言えることはありません。
応募の際に自己アピールや動画の改善点も伝えたことがあります。しかし相手が求めていない情報は言わないほうがいいと思います。
失敗②提案する
仕事をする上で「こちらのほうがいいと思います」「こんなこともどうですか?」など、言われたことだけではなくてプラスαで提案できると良いと言われます。特に「フリーランスは提案できないとダメ」みたいに言われます。
自分から仕事を提案できると継続案件につながったり、編集だけではなくて企画などに関われるかもしれません。
ただし、これは場合によります。
私は応募するときに「もっとこうしたほうがいいと思います」など、初心者ながら提案していました。アピールになると思っていたからです。
しかし発注者からするといらないんですよ。はっきりと「いらない」と言われたこともあります。「指示書どおりに編集してくれればいい」と。
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「もっとこうしたほうがいいと思います」「こういう企画がいいと思います」の発言は、このような提案を求めていない方からしたら、ダメ出ししているみたいに聞こえませんか?
相手が求めていないのに押し付けるとただのおせっかいになります。これが失敗でした。
編集ができるようになると、いろいろなテロップやエフェクトを使ったりしたくなりますが、クライアント様はそういうことを求めていなかったんですよ。
これはクラウドワークスでのお仕事だったんですが、相手は法人様だったので編集に関しては提案してくださいとおっしゃいました。だからテロップの色やデザインも、いくつか提出して、決めていきました。
ここが重要です。自分の動画ではなくクライアント様の動画なので、クライアント様の希望どおりに編集するべきでした。
「テロップはこの色でこのフォントで、文字起こしはこれを使ってください」という指示ならその通りに編集することが当たり前です。
何のための指示書なのか?ということを理解しておくべきでした。社内で話し合って決定したこと=指示書に意見していたんですよ。
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指示書を使う他の理由は、複数の編集者が関わる場合、誰が編集しても同じ動画になるようにするためです。
この法人様以外、ディレクターさんとのやりとりでも指示書とは異なる編集をするときは必ず理由を添えて「こうしました」と報告します。もしくは事前に相談します。
例えば「背景が緑なので、テロップはこちらの色のほうが見やすくなりますが、どのデザインにしますか?」こちらもスクショを添付して相談します。
自分の主観ではなく、動画のことを考えた提案なら受け入れてくれます。どこまで勝手に進めていいのか判断に迷うなら、相談しましょう。
演者さんがInstagramの話をしたので、その方のInstagramを画面録画して追加したこともあります。このときは初校提出のときに追加しましたといいました。そうしたら「工夫してくださってありがとうございます」と言われました。
編集ができるようになり動画の良しあしがある程度わかってくると、いろいろ言いたくなるんですよ。
ディレクターさんからいただく指示書は、ディレクターさんがクライアント様と話し合って決めた内容なので、勝手に変えてはダメです。
提案をしてもいいですが内容とタイミングは考えましょう。自分がまだ初心者だと思っているならなおさらです。
加えて重要なのが伝え方です。
失敗③コミュ力不足
チャットでのテキストコミュニケーションの失敗はいくつかあります。
「即レスできる方」「1時間以内にレスできる方」という応募条件もよく見かけました。基本 即レス対応が求められると思います。
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連絡がきたら「すぐ返信しなきゃ」と焦りますが、チャットの内容をちゃんと理解してから返信しなければなりません。内容を早とちりしたり、書いてあることを質問したり…そのような失敗もありました。
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また、1日の終わりに進捗報告をほしいと言われるディレクターさんがいました。これまで関わってきた方全員ではないですが、ほしいと言われる方がほとんどでした。
例えば日付が変わる直前に「8割完成しています 明日初校を提出します!」とチャットを送ります。
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何割できているかは本当にわからなくて感覚です…。報告の仕方は何割とかではなく「テロップ終わりました」のような報告でもいいと思います。
ディレクターさんからしたら、本当に編集してくれているのか心配になるので報告はしたほうがいいです。
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「どうなってますか?」と聞かれないようにこちらから報告するべきです。
ただし「報告は必要ない」と言う方もいました。何も言われなかった方に報告していたら「しなくていい」と言われたことがあります。
また企業の方だとチャットを送る時間も配慮する必要があります。就業時間外、夜中にチャットを送るのはNG。年末年始やGWなど「連絡してもいい」と言われたこともありますが、しなかったです。
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もちろん企業様から連絡がきたら返しますよ。
人間関係がわずらわしいから在宅の仕事で、チャットだけでやりとりするほうがいいと思われる方は多いと思います。
しかし私はチャットのほうがコミュ力が必要だと思います。対面で話すと話し方や表情で伝わるんですよ。でもテキストだけだと文字だけなので声のトーンがわからない。
チャットは簡潔に伝える必要がありますが、ストレートすぎるときついので配慮しなければなりません。
「そういうことじゃないのに…」とまちがって伝わってしまうこともあるので、伝え方の工夫が必要ですね。
ソフトスキルと言われるコミュニケーションやビジネスマナーは、会社員じゃなかったら指摘してくれる人はいないです。「こいつダメだわ」と思われて終わりです。だから編集スキルより重要と言われます。
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即レスとはいえ相手が読んでどう思うかを一呼吸おいて考えてから、冷静になって対応するべきです。
失敗④未払い事件
報酬未払いと聞いたことはありますが、自分の身に起こるとは思っていませんでした。
発注者のかたもフリーランスだと応募した当日に採用され、そのまま仕事の依頼がきてぱぱっと進みます。
そうすると「あ、そういや契約書の取り交わししていなかった…」とあとで気付いた事件です。
ある発注者の方とチャットでやり取りしていたら、どうも「おや?」って思うことがありました。せっかく採用していただいたのでお取引しましたが、この方との仕事はやめようと思って申し出ました。
「やめます」という意思を伝えたら、さらっと「わかりました」で終わったので、よかったなとそのときは思っていたんです。
でも、全然よくなかった。
Chatworkの連絡先がすぐ削除されました。連絡がとれない…。
そこで契約書です。契約書は発注者の方から送られてきて、それで私が内容を確認してサインします。電子契約書なのですべてオンラインでできます。本名と住所が書かれているので契約書を交わしておけば、請求できました。(かもしれない)
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重要!仕事は契約書を交わしてから始める、取引を終了するときは請求書のことを確認する。
お金のことは言いにくいですが仕事なので、ちゃんと確認するべきでした。
クラウドワークの場合、発注者の方と連絡が取れなくなってもクラウドワークス事務局に問い合わせれば、報酬は支払われます。私も発注者の方と連絡がとれなくなって、運営にお願いしたことがあります。本当にあるんだと思いました。手数料20%は大きいですが、未払いの心配はないので安心ですよね。
通常、仕事の流れは
応募→面談→採用→業務委託契約書締結→打ち合わせ→編集→納品→請求書発行
どこかで顔合わせはあるはずです。
そしてもうひとつ、第一印象の違和感はだいたい正しい。
仕事ではなく友達関係でも似たようなことあったなと思い出しました。
最初のチャットのやり取りで「え?この人ちょっと…」って思ったので、そのときの違和感をもっとはやく信用すればよかったと思いました。
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この方の本名も知らないし、面談もしなかったなと後で気付きました。そもそもChatworkの名前が本名ではありませんでした。
もし「顔出ししたくない、本名を知られるのがいやだ」という人はクラウドワークスなどを利用してください。名前も顔も知らない人との直接契約はありえません。
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発注者の立場で考えると信用できないからです。そもそも契約書のサインがニックネームなのはアウト。
仕事を受けるとき、またはやめるとき、どうしようか迷いませんか?
自分の優先順位を決めておくと、受けるorやめる基準になるのでそれほど迷いません。理由を言語化します。
例えば、あるお仕事を引き受ける、もしくは断りたいならどうしてそう思うか?を考えます。
- 編集したい動画だから?
- 単価がいいから?
- 関わっていたいディレクターさん?
- 実績を作りたいから?
私の経験の場合はこれです。
- サムネ制作したい動画orチャンネルだから?→△
- 単価がいいから?→△
- 関わっていたいディレクターさん?→▲
- 実績を作りたいから?→〇
個人なら仕事相手は受注者側も選択できるので、このとき私は仕事内容より人間関係を優先しました。
動画編集1年目の失敗から得たこと
- 失敗①行動しない→待っていても何も変わらない、行動あるのみ
- 失敗②提案する→提案するときはタイミングと伝え方を考える、理由とともに提案する
- 失敗③コミュ力不足→相手に合わせて伝え方を工夫する
- 失敗④未払い事件→仕事は契約書を交わしてから、取引終了するときは請求書のことを確認する
今回はとりあげませんでしたが、たくさん失敗はしてきています。
例えばギガファイル便でプロマネを送ったつもりが、ピーンのSEだけしか送っていなかった…
請求書を送るのを忘れて催促される…
仕事で手いっぱいで家事をしなくなる…など
今回の動画であれだめこれだめを言ったので、不安と恐怖が増えただけかもしれません。
❝失敗する人の特徴❞の動画を観ていませんか?
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「損しますよ」のサムネのほうがクリックされるから、人間の心理を突いたネガティブをおす発信が多い。
リスクを知っておくとその対策が立てられますが、行動しなくなるというデメリットがあります。
「失敗がこわいから動けない」は自意識過剰、うぬぼれなんじゃないかと今になって思います。
上手くいったことより失敗したことからのほうが学ぶことが多く、進んでみないと自分に何が足りないのかがわかりません。失敗は避けて通れない!
書籍『エッセンシャル思考』を読む暇があるなら動こうぜと、あの頃の自分に言いたいです!やるべきこととやらなくていいことなんか考えている間に、1件くらい応募できるやろ!
日記を読み返してみて何書いてあるのか分からないことばかりだったんですが、悩んでいたことはわかりました。
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これしか書いていないので何に悩んでいたのかは不明。こんなドロドロしたことばっかり書かれていた…。
おまけ:一行日記の紹介
一行日記とは、以下の4段階にわけて一行(一言)でその日を振り返り言語化する練習です。
- ステップ①やったことをひとつ書き出す
- 一日のうちで印象的だったできごとをひとつ書き出す。情景や感情が思い出せそうなキーワードを入れる。
- ステップ②自分にとっての意味
- やったことで生まれた感情に対して、どうしてそう思った?以前はそうは思わなかった?と深堀りする。
- ステップ③気づき
- ステップ②の自分にとっての意味から気づいたこと
- ステップ④次のアクション
- ステップ③の気づきを踏まえて自分が取るべき行動
この一行日記は、以前購入した雑誌『PRESIDENT』に書かれていました。なんで?どうして?と考える癖をつけることは発信者として重要だと思います。
私が書いた一行日記をひとつ紹介します。
- ステップ①やったことをひとつ書き出す
→拒否されてショック、よかれと思ってやったことが大きなお世話になった - ステップ②自分にとっての意味
→提案とアドバイスと指摘のちがいを知った - ステップ③気づき
→根拠と具体例があればいいのかな - ステップ④次のアクション
→視聴者を置いてけぼりにしない視点を持つ
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「どうしてそう思ったか?」と考えても「なんとなく…わからん…」ということもあり、難しく感じていつの間にかやめてしまいました。私の書いた日記もようわからんぞ。
動画投稿の裏側
撮影場所を変えました。編集で画角をある程度調整できるから、撮影の時点であまり調整せずに撮影しはじめてしまう癖をどうにかしたいです。いつも編集するとき画角調整に手間取っています。
今回は動画投稿の前にブログ記事を作成しました。この手順のほうがいいかもしれません。抜けていた部分にきづいて、編集でどうにかできるからです(ごまかせる)。
編集よりサムネのほうが時間がかかっている気がします。ああでもない、こうでもないと悩みすぎ。サムネABテストができる日は来るのか。
すでにネタ切れを感じています。リクエスト求ム。ある配信者の方が「YouTubeチャンネルを開設するなら、開設前に50個くらいネタが作れなければ、そのチャンネルはボツ」とおっしゃっていました。なんで私は始めたのか?きっかけはいくつかあるのでまたの機会にお話ししたいです…!